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コストへのこだわり

発光効率

 

もうすでに当たり前になりつつありますが、同等の明るさの電球をLEDに変えた場合、一般的に白熱球の置き換えだと電気代が約8分の1、蛍光灯の時には約2分の1になるという、夢の省エネ技術がLED照明なのです。

明るさについて

LED電球の明るさを示す数字は、「ルーメン(lm)」という数値で記されます。
既存の光源は、発光原理が共通でしたので、多少の品質や価格の差こそあれ、消費電力がわかれば明るさが決まっていました。
しかし、LEDはどんな素子を使うか、その素子を載せる基台の材料の違い、発光の角度の違いなど、いろんな要素があり、消費電力だけではその明るさが分からなくなりました。そこでにわかに脚光を浴びたのが、このルーメンという単位です。そして、目安として、ルーメンは昔の電球にするとだいたいこのようなものですよという互換表が作られました。
このルーメンと過去の電球のルーメンは一致していません。なぜなら、全面的に光る蛍光灯や白熱電球は、光のロス(必要じゃないところにも光がいく)が大きく、前面に強く光を出すLEDとは効率が違うからです。(一方、LEDは周囲が暗くなってしまうという面もあります。)
基準は決めましたが、LEDは発光してしばらくすると輝度が下がる性質があり、どの時点での光を持ってスペックとしているかなどいろいろと見えない部分もあり、取り付けてみて「あれ?思ったより暗いな?」という事が発生することもあったりします。
なので、『○○W相当』とか『 ○○ルーメン』と記載されていても実際は使ってみないと分からない、そんな側面もあるのがLED照明なのです。
こう言った状況もございますので、私達LightBankは、明るさが下がった時点を明るさの基準にしている他、取り付けてみて「あれ?違うな?」とお客様がお感じになられた場合は、積極的に返品や交換に応じるようにしているのです。

色温度とケルビン

LED電球を見ていると「色温度」という言葉があり、2700Kなどと書いてあります。これは発光の色合いを数値で表したもので、「K」はケルビンの意味ですが、一般的に「2700ケー」とそのまま読んだりします。 色温度は、別の呼び方として「電球色」や「昼白色」などという言葉でも表されます。これらは、数字は実際の光のイメージがわかりにくいので言語化したものです。文献によって多少数値が違いますが大体下記のような感じです。
ケルビンの数字が上がっていくほど、白っぽくなります。人間は色(本当はただの周波数ですが)によって温度を感じる感覚を持っている為か、「色温度」と呼んでいるのでしょう。 ちなみに赤っぽい色ほど温かみを感じる傾向があるようで、ろうそくの光りは1800K、夕暮れは2500K、今までの白色電球は2500Kぐらいです。

LEDの性質

LEDに話を戻しましょう。現在主流のLEDは青色LEDですが、これは色温度(ケルビン数値)を下げれば下げるほど発光効率が落ちる傾向にあります。逆に、色温度を上げれば上げるほど、明るくしやすく(輝度を上げやすく)なります。LEDの売り場や新製品の発表をみるとわかるのですが、同じ消費電力や同じような型番でも色温度の低い「電球色」は色温度の高い「昼白色」に比べて明るくない(ルーメン値が低い)傾向があると思います。
また、余談ですがRa(平均演色指数)をあげればあげるほど、これも明るさを出していくのは難しくなります。 簡単に言うと、「色温度が低く」「平均演色が高く」「小さい」LEDほど作るのが難しいと言えるできるでしょう。 従って、私たちは難しい分野の商品(他が作りにくい商品)を頑張ってお手ごろ価格でご提供しようという思いで製品を作っています。

さて、私どもの商品を見て頂くとわかりますが、

となっています。なんとなく傾向がわかりますね。
ここまで読んでくださった皆様には、いかに当社のLED商品群が一般的なものとは異なるものに仕上がっているかがお分かり頂けたと思います。「Ra(平均演色指数)が高いから、暗くて価格が高いですよ」ではなく、「Ra(平均演色指数)が高くても、低い色温度でも、気持ちよく、省エネで、使いやすい電球」を、お届けしたい。そのような思いで作られたのが、LightBankのLED電球なのです。

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