代表挨拶
当社は、私が以前勤めていた(元)松下電器産業の理念を踏襲し、「大事なものは大事、本質的に良い部分は時代が変わってもむしろ大事である」という気持ちで企業活動をしています。
創業のきっかけは、「せっかく半永久に使える光源であるLEDなのに、たった数十円の部品によって寿命がきて捨てられてしまう、なんともったいなことだ」という気持ちからでした。そして、原理的には半永久に使える『電解コンデンサレスLED・タフらいと』を発売いたしましたが、値段も安くはなく、知名度も全くないタフらいとは、既存の商流からは見向きもされませんでした。販売にあたって自ら売り歩き、自ら照明の取り付けしていくことを繰り返す中で、この事業は電球を売るのではなく、よりよい「光環境」を作っていくことではないかと気づきました。
その上で、もしその照明がすぐに壊れてゴミの山になるような事があったら、「光環境」どころではなく、「環境そのもの」が危うくなってしまう。そのための長寿命技術なのだと確信しました。
そして創業10年という節目を機に、美しい照明を使って光のインフラ企業になりたいという思いから、『ライト(Light)』に、歴史的に人々のインフラである民間企業としての『銀行(Bank)』をつけて、LightBankという社名に変更いたしました。
「ものづくりから施工まで。どうせするなら美しく。地球とその未来のために」が事業の基盤です。
松下電器時代に学んだ「社会への貢献」は、ひとえに、とにかく目の前のお客様にどれだけ喜んでいただけるか以外にないと考えています。そのために、私自身、そして社員全員ができる限り現場を訪問し、自らの頭で考えていく。なぜなら人の喜びは一つではなく、私たちがしなくてはいけないことは、まだまだわかっていない事が多いからです。
利益を追求する株式会社という企業人である前に、まずは、人としてなすべきことを為す、これが私たちの大原則です。
LightBank株式会社
代表取締役
加賀谷 史央