撮影用照明事業
大光量、高演色、静音性、操作性、堅牢性、国内修理体制を兼ね備える、
現場の声から生まれた撮影用照明
東映東京撮影所のステージ照明を手掛けた縁で、未知の領域だった撮影用照明事業に参入。これまで培った長寿命、高演色のLED技術を活かし、現場のお客様のご要望を丹念に取り入れ、開発を行いました。すでに多くの撮影現場で活躍中の『雷電』は、照明のプロから「使いやすい」「光が良い」「これがないと撮影できない」とご好評をいただいています。
照明のプロが太鼓判を押す光
光量は最大9500lm、色温度は2200~6200Kで対応。LED照明にありがちな、色のばらつきによるHMI灯やタングステン灯の光色に届かないなどの事がないように、また、使用頻度の高い3200Kや5500Kが、一般的なLEDでは設定しても実際にその色が出ないことがあるというご相談を受けて、求められる色に完璧に応える光が出せる様に、色温度範囲を広めに設定しています。このことにより今までにない幅広い演出が可能となり、あらゆる撮影現場に対応できる高質な光質を実現しました。優れたレンズ設計により、照射面の中心から端までムラなく均一に照らす事ができます。
現場の声から生まれた日本メーカー製『雷電』の光には技師の方々から厚く信頼いただいております。
静音性
高輝度LED照明は、一般的に自己発熱によるLEDの劣化が原因で、光量が落ちる、色が変わるなどの問題が発生しがちです。その問題を回避するために冷却ファンを使用する場合もありますが、今度はファンの風切り音やモータの唸り音、ベアリングの傷による異音などの音の問題が起きやすく、同録などは細心の注意が必要、もしくは編集の必要が生じました。
『雷電』は今までの長寿命LEDを生んだ技術を応用し、高度放熱設計を施す事で冷却ファンを使用せず、かつ、長期的な信頼性の上で、圧倒的な静音性と買い替えコストの最小化を実現しました。
簡単・便利な操作性
今までは、DMXをベースに各照明機器に番号を振り分け主に有線で照明器具を操作していました。『雷電』は、DMXの機能を持ちながらも、付属のリモコンを用い、明るさだけではなく色温度までも無線で簡単に遠隔で操作が可能です。また、リモコン1台で照明本体を複数台接続し、一斉操作を行うことも可能です。見晴らしが良ければ数10mまで信号が届きますので、高所でも遠方でも自由自在に照明を操作する事が可能です。
さらに、3200K、4200K、5500Kの3つのプリセットボタンで、他の光源に近い色温度を瞬時に呼び出す事が可能な上、100段階のきめ細やかな調光・調色機能により、最適な照明環境を設定する事ができます。
堅牢かつシンプルな設計
様々なもので溢れる撮影現場で使うため、前面、背面共に凸凹を極力省いたフラットでシンプルなデザインに仕上げました。本体の過酷な撮影環境にしっかり耐えうる堅牢な設計は、冬の北海道における氷点下の寒冷地での撮影も問題なく行える事が実証されています。タフな照明機材『雷電』は、撮影現場の安心と、無駄な買い替え費用を抑える事ができる人に優しい照明です。
豊富なオプション
屋外の撮影でも風の煽りを最小化する事ができる、Rosco製の高級デフューザーを透過率の違う3種類で用意。一方、簡易的にディフュージングができるように上下にピンチが取り付けられるようになっています。電源コードも長さの違う2種類を用意。電池はVマウントを標準で搭載するなど、既存の撮影環境に適合したオプションを用意しています。
迅速な修理体制
海外製が主流の従来品は壊れたらメーカーの対応に数カ月を要する、または修理はしないなど、メンテナンス面に難点がありました。『雷電』は国内メーカーの強みである、万一の故障による修理に迅速に対応。修理に時間を要する場合は国内在庫から代替えを用意できます。手元に本機がない状態を避け、撮影をストップすることなく使用いただけます。
当社は国内メーカーとして、撮影用照明『雷電』で、陰ながら撮影業界をサポートします。
ドラマ使用実績(一部)
「やわ男とカタ子」テレビ東京系/2023年
「初恋、ざらり」テレビ東京系/2023年
「ラストマン」TBS系/2023年
「ハマる男と蹴りたい女」テレビ朝日系/2023年
「津田梅子」テレビ朝日系/2022年
他多数
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